いじん
異人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 行縢山の布引の滝にある岩屋に籠った老いた異人は、朱の杖を手に仙術で空を飛んだと伝わる。
- 細部
- 延岡市の行縢山にかかる布引の滝、その中ほどにある岩屋には、かつて異人と呼ばれる者が籠もって修行を積んでいたという。この異人は髭を伸ばしっぱなしにした老人の姿をしており、朱塗りの杖を携え、身につけた仙術によって空中を自在に飛んだと語り伝えられている。滝の裏手という人の近寄りにくい場所を修行の場に選んだことも、その存在を一層神秘的なものにしている。
- 広まり方
- 1992年の『宮崎県史 資料編 民俗2』所収、山口保明「祖母山麓の信仰」に記録がある。
- 地域
- 宮崎県延岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ