いぎょうのふたご
異形の双子
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 延宝8年夏、盛岡の百姓の妻が猿のような子と手足の数が異常な子を双子で産んだが、5日ほどで死んだという記録。
- 細部
- 奥州南部の盛岡に住むある百姓の妻が、延宝八年の夏に双子を出産した。一人は片方の腕が異様に長く、全身が毛で覆われた猿のような姿をしていたという。もう一人は目も鼻もなく、手が七本、足が四十三本もあるという異形の姿だった。二人とも生まれて五日ほどで息を引き取ったと記録されている。江戸時代の奇談集にみられる、怪異な出産にまつわる伝聞のひとつである。
- 広まり方
- 1974年刊行の『日本随筆大成第二期』所収、神谷養勇軒『新著聞集』に記録されている。
- 地域
- 岩手県盛岡市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ