いぎょうのあかご
異形の赤子
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 延宝6年、堺の夷島に顔が3つ手足が6つある赤子が捨てられており、大坂道頓堀の芝居に出されて見世物になったという話。
- 細部
- 堺市に伝わる、江戸時代の延宝6年の出来事として記録されている話である。堺の夷島という場所に、顔が三つ、手足が六つあるという異形の赤子が捨てられていたのが見つかったのだという。この赤子は、大坂の道頓堀にあった芝居小屋に見世物として出され、大勢の人々がこれを見物しに集まったと伝えられている。当時の随筆にこうした異形の出生が記録として残されていること自体が、この時代の人々の関心のありようを物語っている。
- 広まり方
- 1974年刊行の『日本随筆大成 第二期』に収められた神谷養勇軒「新著聞集」に記録がある。
- 地域
- 大阪府堺市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ