いなのかまおとがまねいたまいぞうきん
伊那の釜音が招いた埋蔵金
国内
場所・異界
- どんな話か
- 釜で飯を炊くたび金を打つ音が響き、床下から埋蔵金が出たという致富の話。
- 細部
- ある家で釜を火にかけて飯を炊くと、そのたびに大判小判を打ち合わせるような音が立った。不審に思って占ってもらったところ、床の下に金が埋まっていると告げられた。そこで釜の据えてある場所の下を掘り返してみると、果たして大判小判が現れ、その家は裕福になったという。家鳴りに類する不可解な音が凶事ではなく富の予兆として解かれる点に特徴があり、致富譚の一例として書き留められている。
- 広まり方
- 1941年の『民間伝承』に載る佐伯隆治の報告、致富談による。
- 地域
- 長野県伊那市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ