あおきむらのいえのみっつのかいい
青木村の家の三つの怪異
国内
場所・異界
- どんな話か
- 家の中にはユーレー、オバケ、バケモノが出ると、呼び名を変えて三通りに語られてきた。
- 細部
- 俗信調査の記録では、家に出るものとしてユーレー、オバケ、バケモノの三つが別々に挙げられている。それぞれ姿や振る舞いの説明は付されておらず、出るという事実だけが伝えられる。同じ場所に対して複数の呼称が並ぶのは、語り手ごとに用いる語が違っていたためと考えられ、村の中でも怪異の呼び分けが一定していなかったことを示す。住まいという最も身近な空間が、怪異の出没先として当然のように数えられている点が興味深い。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』の俗信の章、妖怪の項に小林寛二と巻山圭一が三例として記録している。
- 地域
- 長野県青木村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ