ぜんをかすいど
膳を貸す井戸
国内
場所・異界
- どんな話か
- 急な来客に困っていると井戸から御膳一式が浮かび、壊して返してからは二度と出なくなったという。
- 細部
- 思いがけない客が訪れて器の足りない家が途方に暮れていると、近くの井戸の水面に御膳の一式が浮かび上がってきた。これを客へ出して用は足りたが、返すときに膳を壊したまま井戸へ戻してしまう。それ以来、どれだけ待っても井戸から膳が現れることはなかった。借りたものを損なえば恵みが絶えるという、椀貸し伝説の典型的な結末を持つ。
- 広まり方
- 1971年の『伊那』所収、下島賢二・亀割竜二・福沢正紀・福沢俊之による「下条村の伝説」に記録がある。
- 地域
- 長野県下條村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ