はだののししゃをかたるみこ
秦野の死者を語る巫女
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 堂に居る巫女に頼んで死者の言葉を伝えてもらい、生まれてくる子の性別も占わせた。
- 細部
- 香音寺の大日堂には占いを生業とする巫女がおり、そこへ出向いて見てもらうことをダイニチサンと呼んだ。身内に死者を出した家は、亡くなった者の言葉を代わりに語らせるクチヨセを依頼し、また子を身ごもった家では男女どちらが生まれるかを占ってもらった。死と誕生の双方にかかわる相談先として、堂に常駐する口寄せの担い手が地域の暮らしに組み込まれていたことが分かる。
- 広まり方
- 1977年刊『神奈川県史 各論編5 民俗』の信仰生活編、修験・口寄せの節に記録がある。
- 地域
- 神奈川県秦野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ