ふじさわのすずにやどるししゃのこえ
藤沢の鈴に宿る死者の声
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 死者の言葉を伝える口寄せの巫女で、鳴らした鈴に死者の心が宿るとされた。
- 細部
- 亡くなった者の言葉を聞きたいときには、イチコと呼ばれる者に頼んで口寄せをしてもらうのが常であった。イチコが拝みながら鈴を鳴らすと、その音の中へ死者の思いが移り、生きている者と言葉を交わせるようになるのだという。鈴という具体的な道具が、あの世とこの世をつなぐ通路として説明されている点が特徴で、修験や口寄せをめぐる民間信仰の記録の中に位置づけられている。
- 広まり方
- 1977年の『神奈川県史 各論編5 民俗』第六編第二章第五節(神奈川県企画調査部県史編集室)に記録がある。
- 地域
- 神奈川県藤沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ