いべがまでんせつ
イベガマ伝説
国内
場所・異界
- どんな話か
- 深すぎる海で難航していた長虹堤の工事が、天への祈りの末17日目に海水が引いて完成し、急死した安波根祝女を葬った塚がイベガマとなった話。
- 細部
- 長虹堤を築く工事は、海底があまりに深いために思うように進まず、難航を極めていた。そこで人々が天に向けて祈りを捧げ続けたところ、17日目についに海水が引き、工事はようやく完成にこぎつけることができたという。ところがこの間、アハゴンノロ(安波根祝女)という女性が急な病によって命を落としてしまう。人々はその亡骸を堤のほとりに埋葬し、後になって石垣を築いてオタケ(神嶽)として祀った。これが今に伝わるイベガマである。
- 広まり方
- 1973年の『沖縄県史』所収、新屋敷幸繁による第3章第2節「長虹堤とイベガマ伝説」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県那覇市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ