ひゃっきやぎょう
百鬼夜行
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 深夜の都大路を鬼や妖怪の群れが列をなして練り歩くという怪異。出くわすと命が危ういとされた。
- 細部
- 百鬼夜行は、夜の都大路を鬼や妖怪が群れで練り歩く怪異で、平安から室町にかけての説話に、夜歩きの途中で行列に出会う話が繰り返し現れる。出現日は月ごとに干支で定められ、遭遇すれば命が危ういとされたが、尊勝仏頂陀羅尼を唱えるか護符を身につければ難を逃れられた。室町後期の絵巻では、捨てられた道具が化けた付喪神たちの行進として描かれ、その図像が後世の妖怪観を方向づけた。別の記録では、後に百鬼夜行絵巻が絵画の一分野となり、江戸から明治には鳥山石燕や河鍋暁斎も描いた。
- 広まり方
- 説話文学で語られたものが絵巻として視覚化され、以後の妖怪画の原型になった。
- 地域
- 京都(平安京)
- 年代
- 平安時代〜室町時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ