ほうもつ
宝物
国内
場所・異界
- どんな話か
- 宝塚という地名の山は神功皇后が宝を埋めた場所だとされ、そこで物を拾うと幸運が訪れるという言い伝えがある。
- 細部
- 摂津国にある宝塚の山は、神功皇后がかつて宝物をこの地に埋めたことに由来する場所だと語られている。名の由来そのものが埋蔵の言い伝えと結びついている点が特徴で、単なる地名の由来話にとどまらず、今なおその山で何かを拾い上げた者には幸運が舞い込むという言い伝えが重ねられている。宝を埋めたという由来と、拾い物が福を招くという実利的な言い伝えが組み合わさることで、山そのものが縁起の良い場所として語り継がれてきたことがうかがえる。埋められた宝物の中身や埋めた経緯の詳細までは語られておらず、地名の由来と幸運のもたらされ方だけが後世に伝わっている。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』所収、中山太郎「銭瓶塚由来記―我国における財神信仰の一片―」に記録されている。
- 地域
- 兵庫県宝塚市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ