ほういんさま
法印様
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 体の弱い子どもは法印様に頼んで名前をつけ替えてもらうと丈夫になるとされた言い伝え。
- 細部
- 檜枝岐村では、生まれつき体が弱かったり病気がちだったりする子どもについて、法印様に頼んで名前を改めてもらうとよいとされてきた。法印は祈祷などを行う宗教者で、名づけにも関わる存在として頼られており、名前を変えることでその子にまとわりつく弱さや災いを断ち切り、健やかな成長を願うという考え方にもとづいている。名前という個人の根本にかかわるものを変えることで運命そのものを変えようとする、村の信仰のひとつのあらわれである。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の俗信の項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ