ほとけだ
仏田
国内
場所・異界
- どんな話か
- 田植えの時期に産婦が出た家で、仏様が代わりに田を手伝ったため腰から下が泥まみれになったと伝わる。
- 細部
- 遠野市綾織町に伝わる、仏田と呼ばれる田の由来話である。ちょうど田植えの時期に、その家では産婦が出て人手が足りなくなってしまった。そこで田を掻く馬にサセドリという助っ人役を頼んで手伝ってもらったのだが、作業を終えて家に戻ってみると、祀ってあった仏様の像は腰から下がすっかり泥だらけになっていたという。これは仏様がひそかに田仕事を手伝ってくれた証だとされ、そのことにちなんでこの田は仏田と呼ばれるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1971年刊行の『東北民俗』所収、和田文夫「祟りの田の話(三)」に記録された話。
- 地域
- 岩手県遠野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ