ほしょう
歩哨
国内
場所・異界
- どんな話か
- 大阪城青屋口の歩哨が持ち場を離れて彷徨ったり濠へ落ちたりする怪異が続き、軍がその門を閉鎖したという。
- 細部
- 大阪城の青屋口には常に一人の歩哨が警備に立つことになっていた。ところがある日、将校が門のそばまで来てみると、いるはずの歩哨の姿がなく、まったく見当違いの場所で警備を続けているということがあった。別の折には、歩哨がふらふらと歩き出したかと思うと濠に落ち、水に触れてようやく正気を取り戻したこともあったという。あまりに怪異が重なったため、軍はついにこの門を閉鎖する措置をとった。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究上方』所収、上田長太郎「大阪城の怪異譚」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ