ほりきりのいど
掘切の井戸
国内
場所・異界
- どんな話か
- この井戸の水で醸した酒を飲めばどんな病気も必ず治るとされ、その由来は日像上人あるいは旅の怪僧が教えたためだという。
- 細部
- 掘切と呼ばれる場所にある井戸の水で酒を醸すと、その酒には特別な薬効が宿り、飲んだ病人は必ず快復すると言い伝えられている。この効能を人々に教えたのは日蓮上人の高弟である日像上人だったとも、あるいは名も知れぬ旅の怪しい僧だったとも語られ、由来については二つの説が並び伝わっている。いずれの説にも、高僧や霊力を帯びた者の教えが水に宿ったという共通の理解が見て取れる。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「水に関する伝説―京都府船井郡に於ける―」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ