うえだのよがたりとひとつめこぞう
上田の夜語りと一つ目小僧
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 夜に昔話をすると一つ目小僧が家を覗き、鬼が来て話が現実になるといって戒められた。
- 細部
- 昔話は日のあるうちに語るのはよいが、夜にするものではないとされた。夜に語れば一つ目小僧が現れて家の中を覗き込み、鬼が出るともいい、さらには語った話がそのまま本当になってしまうとも言われている。物語ることそのものに力があるとみなす感覚が背景にあり、時間帯によってその力の働き方が変わると考えられていた。語りの場を律する禁忌として、怪異の名が引き合いに出されている例である。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、昔話の章の昼昔の禁忌(細川修・松本清人)に載る。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ