ひとつめこぞう
一つ目小僧
国内
人型の怪異
- どんな話か
- おん坂に毎夜現れる一つ目小僧に力自慢の勘平が綱引きで勝ち、大入道に化けても大木に体を縛って動じなかったという話。
- 細部
- 土庄町のおん坂という峠の近くには、勘平という評判の力持ちが住んでいた。ちょうどその頃、おん坂には一つ目小僧が毎晩のように現れていたという。ある晩、一つ目小僧は勘平が通りかかるのを待ち構え、綱引きの勝負を挑んできた。力比べの末、一つ目小僧は勘平に負けてしまい、悔しさのあまり今度は大きな入道の姿に化けて再び挑もうとする。しかし勘平はあらかじめ自分の体を大木にしっかりとしばりつけていたため、どれほど力任せに引っ張られてもびくともしなかったという。
- 広まり方
- 1996年の『香川の民俗』に片岡敏子が発表した「ふるさとの伝説」に記録がある。
- 地域
- 香川県土庄町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ