いさしのかわやでしりをなでるひとつめこぞう
伊佐市の厠で尻を撫でる一つ目小僧
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 山寺の厠で夜中に下から手が出て尻を撫でる一つ目小僧が出るといい、旅の坊さまがその手を捕まえると正体は狸だった。
- 細部
- 伊佐市の山寺には、夜になると一つ目小僧が現れるという話が語り伝えられている。夜中に厠へ入ると、下の方からぬっと手が伸びてきて尻を撫でるというもので、ある晩、寺に泊まっていた旅の坊さまがその手を思い切ってつかまえてみたところ、毛の生えた手であることに気づいた。そのまま力任せに引き上げてみると、正体は一匹の狸であったという。
- 広まり方
- 1970年の『南九州郷土研究』に掲載された松崎正治「伊佐の民話(三)」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県伊佐市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ