のぼりきりのひとすてばにひびくこえ
登切の人捨場に響く声
国内
場所・異界
- どんな話か
- かつて老人や間引かれた子を捨てたとされる登切の地に、真夜中に人の話し声や呻き声がしたという。
- 細部
- 八戸市の登切にある家口付近は、昼間でも不気味に感じられる場所だった。伝承では、そこは60年以上前まで、老人や私生児、間引かれた子どもを捨てる場所だった。丑三つ時になると、人の話し声や呻き声が聞こえたといい、捨てられた者たちの無念が土地に残ったかのように語られている。この話は、荻沢甚作の「はしかみのむがしこ」抄録として、『青森県史 民俗編』2001年の資料に記録されている。
- 広まり方
- 2001年刊『青森県史 民俗編』所収、荻沢甚作「はしかみのむがしこ」抄録(青森県史編さん民俗部会)による。
- 地域
- 青森県八戸市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ