ひとりのこもちのこじき
一人の子持ちの乞食
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 植田町で、田の草取りをする子連れの乞食の背にいた子が息絶えていたと伝わり、その田に地蔵が祀られている。
- 細部
- いわき市植田町に伝わる話。田の草取りを一日で終えれば一人前の村人として認めるとの約束を受けた子連れの物乞いが、幼子を背負ったまま作業を続けていた。ところが仕事を終えて振り返ると、背負っていた子供はすでに息絶えており、首の部分が腐り落ちてしまっていたという。哀れに思った村人たちは、その田の真ん中に子供を弔う地蔵を建てて祀ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1969年の『東北民俗』所収、和田文夫「祟りの田の話(一)」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ