ひとのかげ
人の影
国内
場所・異界
- どんな話か
- 多くの溺死者が出た橋のそばで人影が見えたり大勢の泣き声が聞こえたりする噂が広まり、付近の住民が大いに恐れたという話。
- 細部
- 大阪市内のある橋のたもとにまつわる話である。この橋の近辺では、かつて多くの人が溺れて命を落とすということが相次いだ。その出来事があってから、この橋のあたりで人の影がふと見えたり、大勢の人がすすり泣くような声が聞こえたりするという噂が近隣に広まっていった。付近に住む人々はこの噂を耳にして大いに恐れ、日が暮れてからは橋に近づくことをためらうようになったのだという。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究上方』所収、日恒明貫「大阪妖怪畫談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ