ひとばしらのれい
人柱の霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 丸亀城の築城時に人柱として生き埋めにされた豆腐売りの霊が、雨の晩に「豆腐、豆腐」という声で今も現れるという。
- 細部
- 丸亀城が築かれた際、たまたま通りかかった豆腐売りが捕らえられ、人柱として生きたまま石垣の下に埋められたと伝えられている。以来、雨がしとしとと降る寂しい晩になると、どこからともなく「豆腐、豆腐」という物悲しい売り声が聞こえてくるのだという。城下の人々はこれを、無念のうちに人柱にされた豆腐売りの霊が、今なお売り歩く姿のまま彷徨っているのだと語り伝えてきた。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究』に立花正一が発表した「讚岐丸亀地方の伝承(続)」に記録されている。
- 地域
- 香川県丸亀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ