ちょうじゅのせんにんひたちぼうかいそん
長寿の仙人常陸坊海尊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 源平時代から400年近く生きたとされる仙人・常陸坊海尊が、名を変えて度々姿を現したという会津若松の伝説。
- 細部
- 会津若松市に伝わる仙人伝説。常陸坊海尊は源平時代を生きた人物とされるが、天正のころまで400年近くも生き続けていたのだという。菜飯を食べていた天海僧正に、代わりに枸杞飯を食べさせたという残夢という人物も、この海尊の化身であったと語られている。さらに天正から130年ほど後の正徳年中にも、判官義経の話を詳しく知る不思議な老人が現れ、残月と名乗っていたが、これもまた海尊であったとされる。数百年にわたって名を変えながら生き続けたとする、不老長寿の仙人伝説である。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、藤原相之助「奥州の仙人伝説―枸杞に関する仙話―」に記録がある。
- 地域
- 福島県会津若松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ