ひのようなもの
火のようなもの
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 甥が亡くなったとき、欄間のあたりから火のようなものが飛んでくるのを居合わせた家族全員が見たという話。
- 細部
- 甥が息を引き取ったちょうどそのとき、部屋の欄間のあたりから火のようなものがふわりと飛んでくるのを、その場に居合わせた家族みなが同時に目撃したという。誰か一人だけの見間違いではなく、複数の人間が同じ瞬間に同じものを見たとされている点が、この前知らせに他とは違う特別な重みを与えている。死の瞬間と怪異の出現が寸分たがわず重なった事例として語り継がれている。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「相馬郡飯館村民俗誌」(九・民間信仰 1 前知らせ)に記録がある。
- 地域
- 福島県飯舘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ