あおやぎむらのせんさいのぼうれい
青柳村の先妻の亡霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 妻を亡くした男が後妻を迎えたが、嫉妬深い後妻に苦しめられていた先妻の亡霊が、寺で男の知人と出会い助けを求めたと伝わる。
- 細部
- 上総国望陀郡青柳村で、正徳初年ごろ、妻を失った男が後妻を迎えた。後妻は先妻を嫌い、ひどく嫉妬深かった。男の知人が寺で出会った先妻の亡霊は、毎夜、後妻の生霊が現れて争うので助けてほしいと訴えた。男が夜に加勢すると、後妻は死んだ。亡くなった先妻の霊と、生きた後妻の嫉妬から生じた生霊が直接戦う異例の対立が中心にある。『古今雑談思出草紙』所収記事は『日本随筆大成』第3期(1977年)に収録され、所在地は君津市と記録されている。
- 広まり方
- 東随舎『古今雑談思出草紙』にみえる話で、『日本随筆大成第3期』(1977年)に収録されて伝わる。正徳初年(1711年頃)の出来事とされる。
- 地域
- 千葉県君津市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ