けせんぬまのしゅくちょくしつのひのたま
気仙沼の宿直室の火の玉
国内
場所・異界
- どんな話か
- 元は小学校だった公民館の宿直室に、井戸に落ちた老女の死を機に火の玉が現れるようになったという。
- 細部
- 今は公民館として使われているこの建物は、もとは小学校だった。かつてこの学校の井戸に一人の老婆が落ちて命を落として以来、夜になると宿直室に火の玉が現れるようになったのだという。両腕を肩の高さまで上げ、肘を折り曲げたような独特の形をしており、部屋の隅、三箇所のあたりに止まるようにして現れると語られている。話者自身も1920年ごろ、赤く光り直径三十センチほど、三メートルほどの尾を引く火の玉を実際に目にしたといい、こうした火の玉が飛ぶときには人死にが出ると言い伝えられている。
- 広まり方
- 1982年刊『小泉の民俗―宮城県本吉郡旧小泉村―』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査に記録がある。
- 地域
- 宮城県気仙沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ