いっきでながされたものたちのぼうれい
一揆で流された者たちの亡霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 一揆に関わり神津島へ流された末に暴風雨で海に消えた人々の霊が、命日の晩に泉津村へ現れるという。
- 細部
- 大島の泉津村で一揆が起きた際、関係者三十人余りが神津島へ流されることになった。しかし渡海の際、1月24日の暴風雨によって一行は全員海中に消えた。以来、その命日の晩には亡霊が泉津村へ現れ、海を見たり船を見たりすると祟りを受けるとされた。そのため村では火をたかず灯りを消して真っ暗にし、日暮れ後は戸を閉めて外出しない禁忌が守られてきた。『旅と伝説』1928年「伊豆大島の民謡と伝説」(豆南生)に記録されている。
- 広まり方
- 1928年刊『旅と伝説』掲載「伊豆大島の民謡と伝説」(豆南生)に記される。
- 地域
- 東京都神津島村
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ