ひはらやさく
日原やさく
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 霊感の強い法印・日原やさくは召集や敗戦を言い当て、養蚕や病気の予言も的中させたという。
- 細部
- 日原やさくという人物は霊感が強いことで知られ、年に2日だけ一年分の祈りを捧げるという独特なやり方をしていた。日原福重氏のもとに召集令状が届くことをあらかじめ口にしたほか、戦争に日本が敗れることも予言していたと語られている。ほかにも、養蚕がうまくいくかどうかを言い当てたり、ある家の誰それがいつ病気になるかを告げたりすることがあった。日原きぬ子氏の場合、長男が8月に暑気あたりで寝込むと告げられ、実際にそのとおりになったという。きぬ子氏自身も郵政省に入ってからは、物をなくした際に犯人を言い当てるなどして評判を上げ、出世していったと伝えられている。
- 広まり方
- 1990年の民俗採訪『山梨県東山梨郡三富村 十、伝説ほか』にまとめた国学院大学民俗学研究会の記録に、複数の逸話が残されている。
- 地域
- 山梨県山梨市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ