ほうこうにんのこえがのこるひだるいざか
奉公人の声が残るヒダルイ坂
国内
場所・異界
- どんな話か
- 奉公人を飢えさせて死なせた家の跡地とされる坂で、夜になると「ひもじい」と訴える声が聞こえるという。
- 細部
- 立川市のヒダルイ坂は、奉公人に十分な食事を与えないまま働かせ、死なせた家の跡に残る坂として語られている。その後、夜道では空腹を訴えるような声が繰り返し聞こえ、ひもじさを訴える気配が坂に残った。これが坂の呼び名の由来になり、土地の名称そのものが、奉公人の扱いと死をめぐる怪異譚になっている。『常民文化研究』1982年の「多摩の昔話(一)平野部」(今越祐子・増田昭子)には、立川市の話として記録されている。
- 広まり方
- 1982年刊『常民文化研究』掲載「多摩の昔話(一)平野部」(今越祐子・増田昭子)に採録。
- 地域
- 東京都立川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ