ひだりじんごろう
左甚五郎
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 四天王寺境内にある左甚五郎作と伝わる木彫りの猫は、元日の朝に必ず鳴くといわれている。
- 細部
- 四天王寺の境内には、名工として知られる左甚五郎の手によるとされる木彫りの猫の像がある。この猫像には、一年に一度、元旦の朝になると必ず鳴き声をあげるという不思議な言い伝えがあり、参詣客の間で語り継がれてきた。名工の彫刻に命が宿るという、職人の技への畏敬を映した逸話といえる。実際に鳴き声を耳にしたという参詣客の証言までは残されていないが、正月の参拝時にこの猫像へ目を留める人は今も少なくないという。
- 広まり方
- 1940年の『郷土研究上方』所収、村松百兎庵「郷玩天王寺みやげ」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ