どうたてやまのひ
堂建山の火
国内
場所・異界
- どんな話か
- かつて寺が建っていたという山の頂で、八月十四日の夜更けに火が燃えると伝えられ目撃者も多い。
- 細部
- 堂建山の頂はボンノタイラと呼ばれ、そこにはかつて天台寺という寺が構えていたと語り継がれている。この平らな山上では、八月十四日の真夜中になると火が燃え立つといわれ、実際にその光を目にしたという村の者が何人もいた。堂宇の失われた跡地と、盆にあたる日付と、決まった時刻に現れる火とが一続きの言い伝えとして残されており、土地の記憶が怪火という形で受け継がれている例といえる。
- 広まり方
- 1956年の『近畿民俗』に載る足立東衞の西近江今津町南生見採訪記に記録がある。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ