いいたてのこのまにあらわれるせきせいのひ
飯舘の木の間に現れる赤青の火
国内
場所・異界
- どんな話か
- さんりんぼうの晩に無理に帰り道を急いだところ、木の間から赤青い火が現れ川辺で花火のように光ったという話。
- 細部
- さんりんぼうだから今夜は泊まっていけと引き止められたのを無理に断って入道平まで来ると、北のほうから風の音がするのに木の枝はまったく動かないという不思議な状況に出くわした。そのうち2またに分かれた木の間から、赤と青がちらちらする火が見え始めた。その火が頭の上のほうに迫ってくるような気配がしたので慌てて駆け出し、しばらくしてから振り返ってみると、川のあたりで花火のように光がはじけながら下っていくのが見えたという。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「相馬郡飯館村民俗誌」(一〇・山の怪異)に記録がある。
- 地域
- 福島県飯舘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ