へんしご
変生児
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 生まれ落ちる向きが性別と食い違った子をこう呼び、生涯コノシロを口にさせなかった。
- 細部
- 旧加茂村では、産まれ出るときの姿勢によって特別な扱いを受ける子がいた。男児がうつ伏せで、女児がその逆の向きで生まれた場合を変生児といい、通常とは異なる生まれ方をした者として意識された。この子には一生涯コノシロを食べさせてはならないと決まっていた。名の付け方も禁じ方も、生まれ方の違いがその後の身の上に及ぶという考え方に立っており、出産をめぐる俗信の一例として採録されている。
- 広まり方
- 1961年刊の『あゆみ―西條市加茂の民俗―』所収、森正史監修の集落と村制の章(人生儀礼)に記録がある。
- 地域
- 愛媛県西条市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ