あさくさかんのんのへんじょうなんし
浅草観音の変成男子
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 旅先で助けた娘が実はすでに病死していたと後で判明し、観音の慈悲で男子に生まれ変わったのだと語られた話。
- 細部
- 文政年間、神田和泉橋通りの善八は旅先で、前方から来た十五、六歳ほどの娘が目の前で気絶したため介抱した。娘は誘拐されて逃げてきたと話し、善八に送り届けられた礼として浅草観音の御影を求めた。江戸に戻ると家では出産があり、生まれたばかりの孫の手にその御影が握られていた。調べると娘はすでに病死しており、観音の慈悲で男子に生まれ変わったのだと語られた。滝沢馬琴『兎園小説』を収める日本随筆大成第2期、1973年に記録されている。
- 広まり方
- 日本随筆大成第二期(1973年)収録の兎園小説に記されている。
- 地域
- 東京都千代田区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ