へいけのおちうど
平家の落人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 神村の炭焼き窯に隠れた平家の落人が土で塞がれて命を落とし、後に怪異が起きたため地蔵が祀られたという伝承。
- 細部
- 春日川をさかのぼった神村には、かまとこ地蔵と呼ばれる石仏が祀られている。源氏の追討を逃れた平家方の武者がまだ火を入れていない炭焼き窯に身を潜めたところ、追っ手はそれと知らずに窯の口を土でふさいでしまい、中の者は出られぬまま命を落としたのだという。以来この場所では不可解な出来事が続いたため、村人が窯の床に地蔵を据えて弔ったところ、ようやく怪異はおさまったと語り継がれている。
- 広まり方
- 1985年の『香川県史 民俗』第二章第八節に収める北條令子「平家落人の道」に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ