へいけのおちうど
平家の落人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- かくまわれた落人が斬られる間際に残した言葉のとおり、その家は食うに困らなくなったという。
- 細部
- ある家が平家の落人を屋内にかくまっていたが、それが密告されて役人が踏み込み、斬り合いの末に落人は命を落とした。息を引き取る直前、彼はこの家の庭に植物を絶やさずにおけば食べるものに困ることはないと言い残す。その後、家は言葉のとおりに暮らし向きが安定したと伝えられている。落人にまつわる話の多くは祟りや障りへ向かうのに対し、この伝えでは死者の言葉が家を守る福の由来として語られている点が異なる。
- 広まり方
- 1991年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による愛媛県南宇和郡城辺町の調査報告書に記録がある。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ