はやし
囃子
国内
場所・異界
- どんな話か
- 大阪市内の稲荷社で、深夜にどこからともなく祭囃子の音が響き、まれに昼間にも聞こえたという言い伝え。
- 細部
- 市中のある稲荷社をめぐっては、夜がふけると太鼓や笛のような祭囃子の音が社の方角から漂ってくるとささやかれていた。多くは丑三つ時前後に聞こえるとされたが、なかには白昼堂々と同じ音を耳にしたという者もあり、時間帯を問わず起こりうる怪異として語り継がれた。音の出所を確かめに行った者がいたという記録はなく、社にまつわる不思議として近隣で噂されるにとどまっている。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究上方』所収、林春隆「食味随筆贅六百話(二五)お化と上方」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ