はやのさきのつか
早の崎の塚
国内
場所・異界
- どんな話か
- 枕元に十二単の姫が立ち身を清めよと告げたことから、祝い神様として祀られるようになった塚。
- 細部
- 竜岡下鍛冶屋の早の崎には八つの塚が並んでいる。その近くに住み、籠を編んで暮らしていた良助という男の枕元に、ある夜、紫の縮緬の十二単をまとった姫が現れ、身を清らかに保つようにと呼びかけた。胸の苦しさに目を覚ますと姫の姿はどこにもなく、恐ろしくなった良助は母屋へ駆け込んで家の者に一部始終を話したという。この出来事以来、塚は祝い神様と呼ばれて祀られるようになった。
- 広まり方
- 1975年の『あゆみ―玉川町の民俗 愛媛県越智郡―』所収、森正史監修の信仰の項に載る。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ