かみまちのたなばたにひびくはたおりおと
加美町の七夕に響く機織り音
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 恋に破れた落人の娘が七夕の夜に沼へ身を投げ、以来機を織る音が聞こえるようになったという地名由来。
- 細部
- むかし、都から落ちのびてきた者の娘が、村の若者との恋に破れてしまい、深く思い悩んだすえに七夕の夜、この沼に身を投げて命を絶ったのだという。それからというもの、七夕の夜になるとどこからともなく機を織るような音が聞こえてくるようになったと伝えられており、この沼は機織沼と呼ばれるようになった。年に一度の七夕の夜にだけ音が聞こえるとされる点が、娘の悲恋を偲ばせる話として語り継がれている。
- 広まり方
- 『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説・水の部に記録されている。
- 地域
- 宮城県加美町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ