はりつけもざえもんのじきそでんせつ
磔茂左衛門の直訴伝説
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 沼田藩の過酷な年貢取り立てを将軍に直訴し、藩主を改易に追い込んだ末に処刑されたと伝わる義民・杉木茂左衛門の物語。
- 細部
- 沼田藩主・真田信利は寛文元年(1661年)に領内の検地を行って石高を大幅に水増しし、過酷な年貢取り立てで領民を苦しめたとされる。これに対し農民・杉木茂左衛門が寺侍に変装して将軍徳川綱吉のもとへ訴状を届けさせるという命がけの直訴を行ったと伝わり、天和元年(1681年)11月に信利は改易となって山形へ配流された。茂左衛門自身も直訴の罪により妻とともに処刑されたと伝わるが、処刑時期は貞享3年(1686年)説が有力とされるなど諸説あり、他地域の義民伝説との類似から物語の一部は後世の脚色である可能性も指摘されている。
- 広まり方
- 江戸時代から沼田・利根地域の義民伝説として語り継がれ、現在も郷土かるたなどで紹介されている。
- 地域
- 群馬県沼田市・利根郡
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ