はりおなご
針女
国内
人型の怪異
- どんな話か
- ざんばら髪の先が鉤針になっている女の妖怪。夜道で笑い返した男を髪で捕らえるという。
- 細部
- 針女は愛媛県宇和島地方、とくに現在の愛南町桜岡に出たと伝わる妖怪で、人間の女に見えるが、ざんばらに乱れた長い髪の先が一本ずつ鉤状の針になっている。夜道で出会った男に微笑みかけ、笑い返した者を追い、髪を振り回して鉤で捕らえ、連れ去る。家へ逃げ込んで戸を固く閉ざせば助かり、朝には姿が消えるものの、戸の外側には髪の鉤で引っ掻いた無数の傷が残る。妖怪研究家の村上健司は、同地方の類似妖怪「濡れ女子」の特徴を水木しげるが強調し、針女と名づけ直した可能性を推測している。境港市の水木しげるロードにはブロンズ像がある。
- 広まり方
- 水木しげるの著書で広く知られるようになった。研究者からは、地元に伝わる「濡女子」の特徴を強調して名付けられたものではないかと指摘されている。
- 地域
- 愛媛県宇和島地方
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 創作起源が判明
特定の投稿・作品が起源だと判明している。 - タグ