いなわしろのりゅうぐうがえりのはっぴゃくびくに
猪苗代の竜宮帰りの八百比丘尼
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 沼の竜宮城出身で貝を食べて長生きしたと語る八百比丘尼が家に現れ、守護神として祀られている話。
- 細部
- 話者の先祖の家にあるとき現れ、みずからの身の上を語ったという。もとは沼の底にある竜宮城に住んでいた者で、人魚とも伝わるふけつの貝を食べたことで長い命を得たと明かした。この家では今も八百比丘尼を守り神として祀っている。竜宮由来の異形の存在が家に現れてみずからの由来を明かすという筋立ては、全国に広く分布する八百比丘尼伝説の中でも、猪苗代ならではの語り口を伝える一例である。
- 広まり方
- 1985年刊行『磐城民俗』、佐々木長生「会津の八百比丘尼に関する資料」に記されている。
- 地域
- 福島県猪苗代町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ