はまぐりにょうぼう
蛤女房
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 助けられた蛤が人の女に化けて嫁入りし、正体を見られると去っていくという異類婚姻の昔話。
- 細部
- 男が逃がしてやった蛤が女の姿で訪ねてきて妻となり、驚くほど美味い料理を作る。その秘密を覗き見られたことで正体が露見し、女は海へ帰る。料理を作る型のほかに機を織る型も伝わる。別の型では、捕らえた蛤の中から直接女が現れ、児童向けの再話では鍋に蛤の身を入れる形に改められる。『鶴の恩返し』と同型で、御伽草子には類話『蛤の草紙』がある。
- 広まり方
- 昔話として西日本を中心に語り継がれ、御伽草子にも類話が収められた。
- 地域
- 西日本一帯
- 年代
- 不明(御伽草子に類話)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ