はくさんまいり
白山参り
国内
場所・異界
- どんな話か
- 女人禁制だった白山に参ろうとした女性が、途中の地点でどうしても足が前に出なかったという言い伝え。
- 細部
- かつて白山は女人禁制の霊山とされていた。ある女性がどうしても白山に参りたいと望み、意を決して山道を登り始めたものの、そろぞと呼ばれる地点まで来たところで足がぴたりと動かなくなったという。前へ進もうとしてもどうしても踏み出せず、逆に後ずさるようにしか歩けなかったと伝えられる。人の意志では抗えない力が働いて女性の参拝を押しとどめたとする話で、女人禁制の掟が破られることのないよう山そのものが拒んだのだと語り継がれている。
- 広まり方
- 石川郡河内村を対象にした国学院大学民俗学研究会の調査で、『民俗採訪』1978年にまとめられている。
- 地域
- 石川県白山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ