はくはつのろうじん
白髪の老人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 松尾大社の石に座る白髪の老人が松尾明神と名乗り、2羽の仏法僧を上人のもとへ遣わすと告げ、その通りになったという。
- 細部
- 松尾大社のかたわらにある大きな石の上に、白髪の老人がひとり腰を下ろしている姿があった。通りがかった延朗上人がその正体を尋ねると、老人はみずから松尾明神であると答え、2人の使いをあなたのもとへ遣わそうと告げて姿を消した。すると告げられたとおり、まもなく2羽の鳥が上人のもとへ飛来し、それ以降は他のどんな鳥もその場所へ入り込んでこなくなったという。この2羽の鳥こそ仏法僧と呼ばれる鳥であったと伝えられている。
- 広まり方
- 1976年の『日本随筆大成』第三期に収める岡西惟中「消閑雑記」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ