はこいしじんじゃ
箱石神社
国内
場所・異界
- どんな話か
- 貞観5年に蝦夷と戦って討死した坂上大宿禰高道の霊が竜となって洪水を起こし、鎮めるため祀られた社。
- 細部
- この社は、もとは仙台藩の直参足軽の一隊が置かれていた成田という土地の氏神で、北上川に面した東浜沿いの高台に建っている。貞観五年、坂上大宿禰高道という人物がこのあたりで蝦夷と戦い、討ち死にを遂げたのだという。すると高道の霊は竜と化して大洪水を引き起こし、そのために蝦夷は住む場所を失ってしまった。これは朝廷から遣わされた将軍を害したことへの罰であろうと人々は考え、その霊を鎮めるために社を建てたのだと伝えられている。討たれた将軍の霊が竜となって災いをもたらすという筋立てが、社の創建の由来として語り継がれている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の伝説:祠堂の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県石巻市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ