はえ
ハエ
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 眠るおばの鼻から蝿が抜け出て戻る途中で殺されると、おば本人が死んでしまったという話。
- 細部
- 昔、春先に山でひと休みしていたとき、居眠りをしていたおばの鼻から一匹の蝿が飛び出していったという出来事があった。しばらくしてその蝿が元の場所へ戻ってきたので、何の気なしにこれを叩き殺してしまった。すると間もなく、眠っていたはずのおばは目を覚まさないまま息を引き取ってしまったと伝えられている。魂が蝿の姿を借りて体を抜け出し、また戻ってくるという遊魂信仰を示す話である。
- 広まり方
- 1973年の『日本民俗学』に掲載された水沢謙一「遊魂信仰と『夢の昔話』」に記録がある。
- 地域
- 新潟県小千谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ