はちろうがたのぬし
八郎潟の主
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 兄弟で釣った魚を一人で食べた末の弟が池の水を飲み干して山を海に変え、自らその主になったという八郎潟の由来譚。
- 細部
- 3人の兄弟がそろって釣りに出かけ、3匹の魚を釣り上げた。それを末の弟だけが一人で食べてしまったところ、無性に喉が渇き、そばにあった池の水をすべて飲み干してしまったという。すると突然山が崩れ、あたり一帯が海に姿を変えてしまった。これが八郎潟であり、水を飲み干した末の弟はそのままこの地の主となったと語られている。前述の八郎太郎とよく似た構成を持ちながら、地名の由来がより明確に語られている異伝である。
- 広まり方
- 1983年の『晴山の民俗―岩手県九戸郡軽米町旧晴山村―』「九 口承文芸」(東洋大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 岩手県軽米町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ