ぎょうき
行基
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 日輪が懐に入る夢を見て生まれたという行基菩薩は、故郷で膾にされた魚を吐き出して小魚として生き返らせた。
- 細部
- 天武天皇の頃、長者の門前にいた寡婦が日輪が懐に入る夢を見て男子を産み、これが後の行基菩薩になったという。行基が故郷に戻った際、人々が魚を膾にして勧めたところ、これを食べた行基が池に吐き出すと、その身はすべて小魚となって泳ぎ去ったと伝わる。また光明山は夜な夜な霊光を放つことから大鏡山とも呼ばれ、行基が登った際に出会った白髪の老人は笠鋒坊権現と名乗り、火防の守りだと答えたため、これが行基菩薩と先明天狗笠鋒坊権現の開山の由来になったという。
- 広まり方
- 1952年の『民間伝承』掲載、富田準作「遠江における行基伝説の研究」に2件とも記録されている。
- 地域
- 静岡県浜松市
- 年代
- 飛鳥時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ