ぐしゅのしま
黄泉の国
国内
場所・異界
- どんな話か
- 黄泉の国へ至る御所道は狭く険しい道とされ、水が乏しいため死者には水代を持たせ、節目の年忌には夜と昼が入れ替わるという。
- 細部
- 喜界島では、死者が向かう黄泉の国(グシュノシマ)へと至る道は御所道(グシュミチ)と呼ばれ、たいへん狭くて険しい道だと語られている。あの世には水が乏しいとされているため、死者を葬るときには水の代わりとなるものを持たせてやる習わしがあった。黄泉の国に着いた死者は、自ら働くことなく、子孫がこの世で供えるお初(初物の供物)を食べて暮らすとされる。さらに三十三年忌、五十年忌、百年忌といった節目の年忌を迎えるたびに、あの世では夜と昼がそれまでとは正反対になるとも伝えられている。
- 広まり方
- 1933年の『旅と伝説』に掲載された竹内譲「喜界島」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県喜界町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ